境遇を受け入れる
知人から聞いた話にとても感銘を受けまして
ご了承を頂きましたので、シェア致します!
その方はお仕事で、介助犬や盲導犬など
人のケアをする犬の協会を取材に行き
そこで盲目の方に会ったそうです。
その盲目の方は、元々は視力があったのですが
だんだん低下し、今は全く見えなくなったそうなのです。
「目が見えない」という人生がどんなに大変か、
しかも元々は見えていたのに盲目になるなんて・・・
想像するだけでも、絶望に襲われます。
でもその方は「目の見える人生と、目の見えない人生を両方体験できている。
2回楽しめるなんてラッキーだ」
とおっしゃったそうです。
「もちろん、目が見えないと不便だけれど、点字を読めるようになった。
その達成感や感動を得ている。目が見えないことで他の感覚が鋭敏になった。
また目が見えないので、人のことを外面で判断できない。
なので初めて会った人を、見た目から「この人は怖そう」等という
偏見を持たず、接することができる。
だから相手も素直に受け入れてくれて、距離感を縮めやすい。
前よりも人とのつながりを感じるし、色々な感覚で相手を知ろうと努力するので
目の見えたときよりも人のことがわかるようになった」
さらに「自分の境遇をいかに受け入れるかが大事で、受け入れた方が楽ですよ!」
と明るく語ってくれたそうです。
自分がその状況に置かれたら、ただ悲しんで、苦しんで、そのことを恨んで
家にひきこもって泣いているだけかもしれません。
また、子どもの頃過酷な状況で育っても、犯罪を犯す人生に進んでしまう人と
逆にそこから努力して、自分と同じような子どもを救う活動をしている人もいます。
境遇を受け入れ、そこからどういう人生を進んでいくか。
それで歩む道は変わって行ってしまうのですね。
「自分の人生に起きることは、良いことも悪いこともすべてギフト」
と言う言葉があります
最近、仕事がうまくいかなくて辛い。。と思っている自分が
とてもちっぽけに思えました。
さあ、これからどんな時間を重ねようか、自分次第でいかようにもクリエイトできる。
ちなみにその知人とは最近知り合いになったばかりなのですが
こんな貴重なお話をおしみなくお教えくださり
それにも感謝しています
投稿者プロフィール
最新の投稿
- BLOG2024.10.05あと3ヶ月
- BLOG2024.09.09同窓会で
- お知らせ2024.09.08立川生ぼう改メ立川生九郎二ツ目昇進披露落語会のお手伝いをしています
- BLOG2024.07.28情報キャッチするタイプ、しないタイプ