フリーアナウンサー転身でもなく、アカデミックに専念だけでもなく
研究とメディアの仕事で自分のやりたいことを実現させるというのは
まさにキャリア心理学の「プロティアン・キャリア」だなと
感心してしまった。(もちろんNTVの意向もあったに違いないとは思うが)
私も今、勉強しようとしているのだが、このプロティアン・キャリアは
「社会の変化に応じ、自分の意思で自由に姿を変え、形成していくキャリア」
のことで、ギリシア神話の変幻自在な神プロテウスにちなんでいる
今までのキャリアが「組織の中で昇進や権力を目指し
地位や給料という成果をモチベーションにし『組織内で自分はどうすべきか』
生き残れるか」と組織が主体なのに対し
この「プロティアンキャリア」は
「個人の成長や自由を核とし、自己実現や幸福度などの心理的、内的成功を
成果として『自分が何をしたいか』『自分を尊敬できるか』といった自分らしさを
追求する」もので、移り変わる環境に対し、自分の欲求で方向転換していくもの。
コロナ禍での報道は、科学者の目線を持つ桝アナウンサーにとっては
報道とは、自分の伝えるべき事は、など様々な事を考える転機になったのだろう。
奇しくもサラリーマンから自分の生き方を大きく変えて落語家に転じた
宮治師匠の生き方にも通じるなあと、画面を見ながら思った。
数年前、桝アナウンサーが番組のPRで来阪されたときに
短時間ではあったがお話しする機会があった
その際に感じたのは謙虚さ、周囲への気遣いと敬意、素直な好奇心、周りを明るくする
率直な言葉など、非常に感銘を受けた。
これらはやはり宮治師匠にも重なっているのも、これまた不思議。
関西に来られるのなら、お目にかかる機会があるといいなあと思いながら
これから増えるであろう「プロティアン・キャリア」を実践する人たちが
社会を変えていくのではと、期待したい
社会を変えていくのではと、期待したい

投稿者プロフィール

最新の投稿
BLOG2024年10月5日あと3ヶ月
BLOG2024年9月9日同窓会で
BLOG2024年9月8日立川生ぼう改メ立川生九郎二ツ目昇進披露落語会のお手伝いをしています
BLOG2024年7月28日情報キャッチするタイプ、しないタイプ