新幹線に閉じ込められました

先日、台風の新幹線に閉じ込められました！

17時東京駅発の新幹線に乗ったら、新富士で約４時間ストップ
のんきに本を読んだり、寝てたりしたが、さすがに心配に
それにエアコンがきつくて、非常に寒い

すると、車内販売も全て売り切れたので、ホームに止まっているひかりとデッキをつなげますからホームに降りて買ってください！さらに東京に引き返す可能性がありますとのアナウンスが！

さすがに何か買っておこうと降りることにすると、パーサーさんたちが「雨で濡れてますので気をつけて下さい！危険です！走らないで下さい！」とものすごい勢いで叫んでいる
なんで？と思って、いよいよデッキ渡る順になったら、下の線路まで２メートルくらい？結構な高さで、こりゃ確かに落ちたら大怪我だ
簡易な細いはしごのようなデッキを慎重に渡ってひかりに乗り、ホームへ降りた　自販機しかないのでさらに改札まで降りて、売店やコンビニを探したが、何にもない…
大雨だが「コンビニを探すよ」と駅の外に走っていく方たちもいる　そこまでは、と思っていると東横INNの看板がある　このまま新幹線の中で、いつまで待機かわからないし、夜中の新大阪からのタクシー待ちも不安
「これは、泊まった方がいいかもしれなあ」と決断して、猛ダッシュ
フロントに「空いてる部屋ありますか？」と聞くとあるとのこと　即座に予約した駅前には東横INNがありフロントに空き部屋聞くのは「路線バスの旅」「充電旅」でさんざん観てきたので脳内シミュレーション済み、スムーズにできた

テレビブラボー！

そして、また怖いデッキを渡り、席に置いていた荷物をピックアップして、ホテルにチェックイン
やれやれー
家族に電話したりした後、テレビをつけると新幹線運行停止とのこと

こういうことに遭遇したのは生まれて初めてだが、車掌さんに怒鳴り付ける人や「グリーン客にはホテルを用意するんだろうな」と居丈高に言っている人、並んでいるのを無視して我先に行く人、ひたすらスマホで写真撮っている人、自販機でお年寄りに先に譲る人や、周りの人に色々教えてくれる人、ふと目があったら「大変ですよね」と優しい笑顔と言葉でねぎらってくれる人…本当に色んな人がいて、社会の縮図のようだった

そして、たくさんの人に怒鳴られても、頭を下げながら、丁寧に説明したり、指示してくれるJR東海の人たちには頭が下がる思いがした

で、ホテルの隣の雑貨屋さんに売っていたかつおラーメンにようやくありついた　これがまあ、おいしい